Concept

概要・目指すもの

大地のチカラを感じよう。

  

 

荒廃した竹林を整備しながら、そこにある竹を資源として活用して

エコロジカルで実用的な竹ドーム※1などを開発し、

それらの活動を通して、これからの私たちの暮らしに

楽しみ・エコ・安心を届けることを目指します。

 

サルタバレーはそのための実験基地であり、

体験フィールドになります。

 

また、サルタバレー周辺は谷津田という

生物多様性を育む貴重な自然環境が残されているため、

周辺地域を含めて、大地の力を感じ、

体験できる場所として整備していけたらと思います。

 

 

※1  我々が考える竹ドームは、ジオデシックドームと呼ばれる短い部材を組み立てた構造のドームです。

  アート作品のように美しく、ナチュラルな姿に心身とも癒されます。

   軽くしなやかで強度があり、作る過程も含めて楽しむことができます。

   竹を使うので不要になっても自然素材なのでゴミになりません。

  また、災害時はプライベート空間として使用でき、最終的には燃料としても役に立ちます。

 

 

 


  

 ■サルタバレー所在地 

サルタバレーは、千葉県長生郡睦沢町寺崎地区の猿田(さるた)という場所にあります。 

目印は二つ並んだ夫婦堰。

 ☆サルタバレー再生隊のロゴマークはこの夫婦堰の形をデザインしたものです。

 

 

■サルタバレーのある地形

この地域は九十九里浜のほぼ南端で初めて山が出てくるところ、低い山と谷が深く入り組んだ「谷津」という地形になっています。その地形はいろいろな生き物が暮らすための多様な生息域を作り出すので、今でも生物多様性が保たれ貴重な日本の里山が広がっています。

 

■対象地のデータ

面積: 約4,000㎡(うち竹林は3,000㎡)

標高: 12m~25m(平均約20m)

(画像出典:Google Map)

 

  

■サルタバレーの歴史 

この場所はのどかな風景に似合わず、日本の経済発展、土地開発そしてバブル崩壊という影響をもろに受けてきた歴史を持っています。

その昔、山林だったこの場所はお米の増産のために谷を埋めて細長い田んぼがつくられたそうです。

その後、土地開発の波が押し寄せ、その田んぼは宅地用に売られることになりましたが、おそらくバブルの崩壊やら諸々の事情で宅地にはならず、所有者も転々としていったようです。

そして、その後長く(25年くらいと聞きます)放置された結果、田んぼだった土地は竹藪化して荒れ、今は人が立ち入ることすらできない状態になってしまいました。

 

私たちは、この竹藪化した場所を地名の猿田から「サルタバレー」と呼ぶことにしました。

 

 

■なぜこの場所なのか?

サルタバレーはもちろん世界に一つだけの場所です。でも、今、日本には同じ問題をかかえた場所がいっぱい。

日本全国いたるところでこの放棄地の荒廃、竹藪化が問題になっています。

一度荒廃した土地を再生させるためには労力も費用もかかるのでなかなか手が付けられずにいるのです。

それに、誰もがわかりやすい魅力がある土地ならもうとっくに誰かが開発しているもの。

 

そう、普通なら、あきらめてしまうような場所。だから、やる意味がある。

 

 

■チャレンジする意味

サルタバレーを美しい里山へと整備しながら、新しい価値を生み出す場所として再生したい!

でもお金はかけられない、お金があったとしてもかけない。

なぜならそれでは今までの土地開発という発想と同じになってしまうから。

 

どうしたらお金をかけずに、楽しく再生していけるのか?

 

それを考え、そして実践してみようじゃないか、というチャレンジです。

そのためにはきっと今までとは違った視点や考え方が必要になるはず。いろいろな人たちと一緒に、いろいろなアイディアを出し合って、

そして関わる人たちで「そのプロセスを楽しみながら」、放置された場所に新しい価値をつくりあげていきたい。

応援よろしくお願いします。

 

(2016年4月15日撮影)